ナイアシン
  
 
ナイアシンの働き

 
  脳・心臓などの血管を拡張し、血行を促進する
ナイアシンはニコチン酸とも呼ばれ、細胞内の物質代謝に深くかかわるビタミンです。 末梢血管、とくに脳や脊髄、心臓の冠状動脈などの血行を促進し、その部分の栄養障害を改善する作用ももつといわれています。
 
 ◎ コレステロールを下げる働きが認められた
最近になって、ナイアシンは体内のコレステロールを下げる薬理作用ももつことがわかってきました。 ナイアシンを投与し、動脈硬化から起こる心臓病の発生、さらにそれによる死亡率を低下させる効果が認められたという報告もあります。
 
 ◎ アルコールを常飲し、偏食する人は充分な補給を
ナイアシンが欠乏すると、皮膚・消化器・神経に異常が現れる「ペラグラ」という病気になります。現在の日本では、普通の食生活を送っていれば、欠乏症の心配はまずありません。 しかし、アルコールを常飲し、偏食する人は、充分な補給が大切です。

 
 

 
 
 
 
 
 

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