Q: |
アスコルビン酸とビタミンCは同じもの? |
A: |
同じです。 ビタミンCに壊血病治療の薬理効果があるとわかって、「抗壊血病作用を有する酸
*1」という意味のアスコルビン酸と命名されました。
*1:アスコルビン酸(ascorbic
acid)=抗(anti)+壊血病(scurvy)+酸(acid) |
Q: |
より効果的に飲むポイントは?
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A: |
無駄なくビタミンCを活用するには1日に1回まとめて飲むよりも、3〜4回、たとえば食後などに飲む方がよいようです。
というのは、回数多く摂ると長時間にわたって血中のビタミンC濃度の高い状態が続くからです。ノーベル賞を受賞したビタミンCの権威ポーリング博士は、ビタミンCを1日4回に分けて250mgず
つ摂る効果は、1度に2g飲むのに匹敵するといっています。 |
Q: |
ビタミンC保存上の注意点は?
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A: |
ビタミンCは酸化しやすいので、きちんと密閉して、直射日光のあたらない涼しい場所に保存します。長持ちさせたい場合は、空気に触れないようにうするため、密閉できる小ビンなどにいくつかに小分けして、それぞれに乾燥剤を入れましょう。
保存には冷蔵庫が最も適しているといえます。 |
Q: |
粉末と錠剤、どちらを選んだらいい?
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A: |
粉末はすっぱくて飲みにくい、という人がいる一方で、錠剤には賦形剤などが含まれる分効力がおとる、と考える人がいます。
粉末のメリットは、1回に飲む量を自由に調節できることでしょう。 錠剤には、携帯に便利、飲みやすい、長時間保存できる、などのメリットがあります。
いちがいにどちらがどうとはいえず、やはりその人の目的に応じて求めるのがいいでしょう。
尚、どちらを摂取しても効果に差はありません。 |