ビタミンC
  
 
コレステロールとビタミンC

 
  コレステロールは必要な物質
「コレステロールは生活習慣病のもと」というイメージが広くいきわたり、中年期にさしかかると、少し用心深くなるようです。
普通、体内では1日に約1,000mgのコレステロールが作られ、食物からも摂り入れられています。 コレステロールは、胆汁酸やホルモンなどの大事な材料です。 材料として使われたり、また壊されたりするので、健康な人のコレステロール値は、バランスが保たれています。
コレステロールは、血中ではリポタンパクというタンパク質のカプセルに入っています。 コレステロール代謝に関係のあるリポタンパクは、LDLとHDLです。 LDLは動脈硬化を促進し、HDLは逆に抑制することがわかっています。 いわゆる善玉コレステロールはHDL、悪玉コレステロールはLDLを指します。
 
  ビタミンCで血中コレステロール値が下がる
肥満したり、脂肪を食べ過ぎると、血中の脂質やコレステロール量が増え、動脈硬化や高血圧、心臓病、脳卒中などが心配されます。 このような高コレステロール血症の人でも、ビタミンCの充分な摂取で、コレステロール値が下がることが報告されています。ビタミンCでコレステロール代謝が改善されるわけです。 しかも悪玉LDLが減って、善玉HDLが増えるのですから、理想的といえます。
コレステロールの気になる人は、ビタミンCを充分に補給することをお勧めします。
 
 

 
 

 
 
 
 
 
 

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