エピガロカテキンガレート(EGCg)摂取による血漿濃度の変化          
ロシュ・ビタミン社データ

 
方 法
対象:健常な白人男性60名、18〜44歳

EGCg投与:EGCgを90%以上含む緑茶抽出物(TEAVIGOTM) 50mgを含んだカプセルを使用した。10時間(一昼夜)の断食後、50, 100, 200, 400, 800 および 1600mgのTEAVIGOTMを単回経口投与した。それぞれのグループは10人からなり、そのうち8人はTEAVIGOTMを摂取し、2人はプラセボを摂取した。

 
結 果
図に示す総EGCgの血漿中濃度と時間との関係より、総EGCgは最高濃度到達時間まで短期的に吸収される期間(吸収相)、その後の体内に分布する期間(分布相)および排出される期間(除去相)があることがわかる。 本実験において1,600mgまでの単回投与は安全であり、耐容性のあることが示唆された。
 
 
図 EGCg摂取後の血漿中総EGCg濃度の変化
 
 

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