ビタミンB6サプルメントは、重篤な患者において免疫応答を増加させる

Arch Intern Med. 2007;167:1050-1059
Jennifer Linら

 
 
背 景
血漿ピリドキサール5’リン酸塩(PLP)の機序(ビタミンB6の生理的活性補酵素の形)は、免疫応答に関してまだ確認されていないが、PLPの不足が体液および細胞性の免疫を有意に弱めることが証明されています。
そこで、ビタミンB6サプルメントには非常に重篤な患者で免疫応答に関して効果があるか調査することにした。
 
方 法
期間 14日間
被験者 集中治療室の51名
 無作為割付
  コントロール群(n=20)、
  ビタミンB6 50mg/日摂取群(B6-50、n=15)
  ビタミンB6 100mg/日摂取群(B6-100、n=16)

血漿中ピリドキサールリン酸塩(PLP)、ピリドキサール(PL)、4?ピリドキシン酸(4?PA)、赤血球アラニン活性(EALT-AC)、赤血球アスパラギン酸(EAST-AC)アミノトランスアミナーゼ活性、尿中4?PAを測定することにより評価した

 
結 果
血漿中PLPと4-PA、尿中4?PAはビタミンB6を摂取した2群において有意に増加した。
また、B6を一日50mg摂取した群においてTリンパ球、T細胞数、T抑制細胞の割合は14日目に有意に増加し、100mg摂取群では、総リンパ球数、Tヘルパー細胞、T抑制細胞数、Tリンパ球細胞の割合が有意に増大した 。
しかし、コントロール群では有意に変化がなかった。
 
結 論

ビタミンB6サプリメント(50mgまたは100mg/日)の大用量は血漿PLPの反応欠如を補うことができた。さらに重篤患者の免疫応答を増加させることができた。

 

 

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