■  抗酸化ビタミンCは閉塞性睡眠時無呼吸の内皮機能を改善する   
Mathias Grebeら、American journal of respiratory and critical care medicine 2006;173: 897-901
 
背景および目的
睡眠時無呼吸症(OSA)は、酸化ストレスと密接に関係しており、内皮機能不全を招き、心臓血罹患率を増加させ大量死を招く可能性が高い。
そこで、OSA患者での内皮機能不全は酸化ストレスとつながりがあるか確認した。
 
方 法
 睡眠時呼吸の乱れもなく喫煙しない健常者10名
 治療していない睡眠時無呼吸患者10名
超音波による上腕動脈の血流依存性血管拡張反応(FMD)を測定し、性・年齢での差が出ないよう予め調整された。またFMD測定を実行する調査員は、患者の状態が見えないようにした。
 
結 課
対照群と比較した場合、FMDベースラインはOSA患者で有意に減少傾向した。
コントロール群で抗酸化剤ビタミンC0.5gを静脈注入後、血管反応性に変化はなかったが、OSA患者において、アスコルビン酸がFMDを増加させ、そのレベルは健常者群と同等のものであったことが確認された。
 
結 論
遊離基捕捉剤ビタミンCは、OSA患者を治療することなく、内皮細胞依存血管拡張を急速に戻した。
これらの結果はOSA内皮機能不全の原因が酸化ストレスであることを裏付けており、抗酸化物質での試験は心臓病と関係付けられるOSAの治療を組織的に調査するべきだ。
 

 

 

 
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