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ビタミンEが月経困難症に及ぼす影響を調査した。 |
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二重盲検無作為プラセボコントロール試験 |
対象:月経困難症のある女性278名(15-17歳) |
ビタミンE摂取群(139名):200 IU /日(100 IU/粒×2回/日) |
プラセボ群(139名) |
摂取期間:5日間(月経開始予定の2日前から開始後3日間摂取) |
*月経痛が治まらない場合はイブプロフェン(鎮痛剤)の使用が許可された。 |
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主要評価項目 |
月経痛の強度と期間、月経による出血量 |
月経痛はVAS(visual analogue scale)および失血はPictorial Blood
Loss Assessment Chart(PBLAC)で評価を行った |
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ビタミンE摂取群はプラセボ群と比較すると、月経痛の強度と期間が軽減され、失血量も減少した(表)。 |
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表 ビタミンE摂取が月経困難症に及ぼす影響 |
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ビタミンE摂取群 |
プラセボ群 |
P |
月経痛スコア(2ヵ月後) |
中央値 3(2-4.5) |
5(3-6) |
<0.001 |
月経痛スコア(4ヵ月後) |
中央値 0.5(0-2) |
6(4-7) |
<0.001 |
月経痛期間(時間)(2ヵ月後) |
4.2±7.1 |
15.4±16.9 |
<0.001 |
月経痛期間(時間)(4ヵ月後) |
1.6±4.0 |
16.7±18.2 |
<0.001 |
イブプロフェン使用率 |
4.3% |
89.4% |
<0.001 |
PBLACスコア(2ヵ月後) |
54±31 |
70±40 |
<0.001 |
PBLACスコア(4ヵ月後) |
46±28 |
70±37 |
<0.0001 |
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ビタミンEは月経痛や失血を軽減させることが示唆された。 |
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