ビタミンB12
  
 
ビタミンB12の働き

 
  赤血球ができるプロセスに関係し、不足すると悪性貧血に
ビタミンB12はたんぱく質の代謝や、血液中の赤血球が作られる過程にかかわっており、不足すると貧血を招きます。 これは、鉄分の不足による貧血と区別して「悪性貧血」と呼ばれます。 ビタミンB12はビタミンB1やナイアシンなどとともに神経の働きにもかかわっています。
 
 ◎ 糖尿病の人は、ビタミンB12が欠乏しやすい
最近の研究では、糖尿病の人の体内で、ビタミンB6・葉酸などと並んでビタミンB12が減少しやすいことがわかってきました。 糖尿病により、これらの吸収・利用が阻害されるためと考えられています。 ことに高齢の糖尿病患者には、ビタミンB12の補給が必要という意見があります。
 
 ◎ ベジタリアンはビタミンB12が補給できない
ビタミンB12は動物性食品には広く含まれていますが、植物性食品にはほとんど含まれません。 菜食主義者や、ダイエットのために野菜だけを食べているような人は、ビタミンB12不足の危険性が高まります。

 
 

 
 
 
 
 
 

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