ルテイン
  

ルテインにはどんな効果があるの?


ルテインは、眼の健康と関係が深いカロテノイドです。ルテインは、すべての霊長類の網膜黄斑部*に存在しています。この黄斑部に含まれるカロテノイドはルテインとゼアキサンチンの2種だけです。

1.PCやテレビゲームによる細胞の酸化を防ぐ
光は私たちの日常生活になくてはならないものですが、同時に細胞を酸化させる紫外線を含んでいます。太陽光だけでなく、蛍光灯、パソコンやテレビゲームなどの光による酸化の要因となります。ルテインはそのカロテノイド特有の色によって光の中に存在する青色光を吸収し、光による眼の損傷を和らげます。

2.AMD(加齢黄斑変性症)の予防
AMDとは、光による酸化損傷により黄斑部に変性がおこる病気です。黄斑部には点や色を識別する光受容体が多く存在し、この部分が変性すると、ものの形や色が変わって見えたり、歪んで見えたりします。特に高齢者に多く発生し、50歳を過ぎると羅患率が高くなります。欧米では失明原因の第一位を占めるといわれています。
厚生労働省の報告によると1993年の患者数は約14,000人で、1987年の患者数より約1.6倍と急増傾向にあります。食生活の欧米化や環境の変化が、増加要因と考えられます。




 

 

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