カロテノイド摂取量がC反応性蛋白生成に及ぼす影響              
Bernhard Watzlら, Am J Clin Nutr 2005; 82: 1052-1058

 
方 法

無作為割付比較試験

対象:健常男性 63名
1. 全員が2サービング/日の野菜・果物を4週間摂取(1サービング=100gまたはジュース200ml)し、野菜・果物の摂取状況を記録
2. 低摂取群(2サービング/日)、中摂取群(5サービング/日)、高摂取群(8サービング/日)に分類し、各4週間摂取
 
結 果
血漿中CRP(C反応性たんぱく)濃度:各群で有意差はなかったが、高摂取群では4週目と8週目のCRP濃度が低摂取群と比較すると有意に減少した。
 
非喫煙者である健常男性を対象とした実験で、カロテノイドを多く含む野菜・果物の摂取量の違いが免疫能に及ぼす影響を調査した。その結果、血漿CRPの減少が観察され、炎症過程が抑制される可能性が示唆された
 
 

Home Top

 

(c)Copyright Vitamin Information Center since 2000 December